九里亜蓮が古巣相手に5回12安打4失点 オリックス交流戦黒星スタート

パ・リーグ インサイト

2025.6.3(火) 21:10

オリックス・バファローズ 九里亜蓮投手 ©パーソル パ・リーグTV
オリックス・バファローズ 九里亜蓮投手 ©パーソル パ・リーグTV

 6月3日、京セラドーム大阪で行われたオリックスと広島の「日本生命セ・パ交流戦 2025」第1回戦は、2対5でオリックスが敗れた。

 オリックスの先発・九里亜蓮投手は初回、内野安打に味方の失策が絡み無死2塁とされると、小園海斗選手の適時打で先制される。その後も2本の適時打を浴び、いきなり3失点。以降は粘投を見せていたが、5回裏、2死1、3塁から野間峻祥選手の適時内野安打で4点目を許した。

 一方の打線は初回、廣岡大志選手の安打、頓宮裕真選手の四球で2死1、2塁の好機を演出するも得点ならず。5回まで3安打無得点と、相手先発・玉村昇悟投手に苦戦を強いられた。それでも6回裏、紅林弘太郎選手の四球、中川圭太選手の内野安打で2死1、2塁とすると、杉本裕太郎選手の適時打で1点を返す。

 救援陣は、6回から博志投手、阿部翔太投手、山田修義投手、それぞれ1イニングを無失点でつないだが、9回表、権田琉成投手が犠飛で1点を失った。4点ビハインドの9回裏、先頭・杉本選手が6号ソロを放つも、反撃及ばず。2対5で試合は終了した。

 敗れたオリックスは、九里投手が5回88球12安打無四死球3奪三振4失点(自責点2)と打ち込まれてしまった。打線では、杉本選手が一発を含む2安打2打点と一人気を吐いたが、計7安打2得点、3失策と精彩を欠き、交流戦初戦を落とした。

  123456789 計
広 300010001 5
オ 000001001 2

広 ●九里亜蓮-博志-阿部翔太-山田修義-権田琉成
オ ○玉村昇悟-森浦大輔-ハーン-栗林良吏

文・西嶋葵

試合詳細/動画

関連LIVE配信

パ・リーグ.com ニュース

九里亜蓮が古巣相手に5回12安打4失点 オリックス交流戦黒星スタート