6月1日、エスコンフィールドで行われた北海道日本ハムと千葉ロッテの第10回戦は、1対0で北海道日本ハムが接戦を制した。

　北海道日本ハムの先発・北山亘基投手は初回、2者連続三振を含む3者凡退で立ち上がる。以降は走者を背負いながらも、要所を締める投球。7回表も安打と四球で2死1、3塁のピンチを招いたが、友杉篤輝選手を遊飛に打ち取り、7回117球5安打2四球6奪三振無失点で降板した。8回からは孫易磊投手、河野竜生投手が無失点でつないだ。

　一方の打線は、8回まで2安打と相手先発・ボス投手に苦戦。それでも、2番手・ゲレーロ投手に代わった9回裏、先頭・レイエス選手が4球目を捉え、右翼席へ運ぶ11号ソロを放った。1対0で2試合連続となるサヨナラ勝利を収めた北海道日本ハムは、同一カード3連勝。貯金「9」で「日本生命セ・パ交流戦 2025」に突入する。

　敗れた千葉ロッテは、先発・ボス投手が8回97球2安打3四球2奪三振無失点も、ゲレーロ投手が痛恨の一発を被弾。打線では岡大海選手、藤原恭大選手がそれぞれ2安打をマークするも、計7安打無得点と、好機での一本が出なかった。

　 １２３４５６７８９ 　計
ロ ０００００００００ 　０
日 ００００００００１Ｘ １

ロ ボス-●ゲレーロ
日 北山亘基-孫易磊-○河野竜生

文・西嶋葵

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