2025年3、4月度「大樹生命月間MVP賞」が発表され、パ・リーグは投手部門で埼玉西武・隅田知一郎投手、打者部門でオリックス・太田椋選手が選出された。両選手ともに初受賞となる。

　隅田投手は4月の計4試合に先発登板し、リーグトップの4勝、防御率0.58をマーク。さらに、31イニングでわずか3四球と抜群の制球力を見せた。また、5日・福岡ソフトバンク戦の6回裏から、26日・オリックス戦まで26イニング連続無失点と圧巻の投球を続け、開幕から無傷の4連勝を収めている。

　太田選手は3、4月度の全27試合に出場し、リーグトップの打率.411、44安打、長打率.542、出塁率.475、得点圏打率.480、リーグ2位の18打点と好成績を残した。特に、4月は月間39安打を放ち、球団右打者最多記録に並んだ。上位打線を担う若手の活躍が、首位を走るチームの原動力となっている。

▼隅田投手 4月成績
4試合　4勝0敗　投球回31　防御率0.58　奪三振30　自責点2

▼太田選手 3・4月成績
27試合　打率.411　安打44　本塁打4　打点18