モイネロが7回1安打0封 14安打10得点の鷹5連勝

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2025.5.6(火) 16:43

福岡ソフトバンクホークス・モイネロ投手 ⓒパーソル パ・リーグTV
福岡ソフトバンクホークス・モイネロ投手 ⓒパーソル パ・リーグTV

 5月6日、ベルーナドームで行われた福岡ソフトバンクと埼玉西武の第8回戦は、10対0で福岡ソフトバンクが快勝。連勝を「5」に伸ばした。

 福岡ソフトバンク打線は初回、先頭の野村勇選手の二塁打と犠打で1死3塁の好機を演出し、柳町達選手の適時打で先制に成功。2連続四球でなおも1死満塁とし、牧原大成選手の犠飛で2点目を挙げる。さらに、廣瀬隆太選手の安打で2死満塁と好機を拡大すると、海野隆司選手が2点適時二塁打を放ち、この回4点を奪った。

 中盤以降も打線の勢いは止まらない。4回表は3連打で無死満塁から、柳町選手の適時打で2点を追加。5回表には無死2塁から廣瀬選手の適時打で7点目を挙げると、なおも連打で1死満塁に。佐藤直樹選手の内野ゴロの間に1点、柳町選手の2点適時二塁打で10対0と突き放した。

 先発のモイネロ投手は、序盤3回をパーフェクトに抑える完璧な立ち上がりを見せる。4回裏1死から初安打を許すも、続く打者を併殺に打ち取り無失点。5回からの3イニングもそれぞれ3者凡退に抑え、7回84球1安打無四死球6奪三振無失点でマウンドを降りた。

 8回からは、岩井俊介投手が登板。3者連続三振を奪うなど安定した投球で、2イニングを無失点に抑え試合を締めた。勝利した福岡ソフトバンクは、14安打10得点と打線がつながった。野村勇選手が4安打、柳町選手が3安打5打点の活躍。投手陣も好投し、2試合連続の完封勝利となった。

 一方の敗れた埼玉西武は、わずか2安打と打線が沈黙。先発の上田大河投手が5回117球12安打4四球2奪三振10失点と打ち込まれ、3連敗を喫した。

  123456789 計
ソ 400240000 10
西 000000000 0

ソ ○モイネロ-岩井俊介
西 ●上田大河-佐藤隼輔-E.ラミレス-田村伊知郎

文・谷島弘紀

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