4月29日、ベルーナドームで行われた埼玉西武と東北楽天の第2回戦は、7対1で埼玉西武が快勝した。

　埼玉西武は1回裏、先頭の西川愛也選手が安打と盗塁でチャンスをつくる。1死から3番・渡部聖弥選手は「イメージ通りに打つことができてよかったです」とセンター前への適時打で先制。

　2回裏は1死2塁から児玉亮涼選手の適時打。4回裏には西川選手が適時二塁打、続く長谷川信哉選手も「光成さんの勝利に貢献できるようにがんばります」と適時打を放つ。攻撃の手を緩めることなく6回裏、渡部聖選手と中村剛也選手の適時打で7対0とリードを広げた。

　援護をもらった先発・高橋光成投手は初回から粘りの投球で得点を与えず。6回88球4安打2四球2奪三振無失点で待望の今季1勝目。2年ぶりに勝利投手となった。

　高橋光成投手を11安打7得点で援護した打線は、渡部聖選手が5試合連続のマルチ安打となる2安打2打点の活躍。長谷川選手も2安打2打点、西川選手は2安打1打点、ネビン選手は2安打を記録した。

　敗れた東北楽天は先発・古謝樹投手が5.2回9安打4四球7失点で今季2敗目を喫した。得点は8回表の押し出し四球のみ。9回表、2死満塁のチャンスも無得点に終わり、3連勝ならず。

　 １２３４５６７８９ 計
楽 ０００００００１０ １
西 １１０３０２００Ｘ ７

楽 ●古謝樹-江原雅裕-加治屋蓮
西 ○高橋光成-羽田慎之介-田村伊知郎-E.ラミレス

文・菊地綾子

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