4月26日、ベルーナドームで行われた埼玉西武とオリックスの第5回戦は、3対0で埼玉西武が勝利した。

　先発・隅田知一郎投手は初回、連打と四球で2死満塁のピンチを背負うも、ディアス選手を左飛に打ち取り、切り抜ける。2回以降は立て直し、5回までは2塁を踏ませない好投。6回表には先頭打者に安打を浴びるなど2死1、2塁としたが、後続を抑え無失点に。7回表も難なく終え、マウンドを降りた。

　打線は序盤3回、毎回得点圏に走者を置きながらあと一本が出ず。しかし4回裏、古賀悠斗選手と滝澤夏央選手の連打で再び1死1、2塁の好機を演出すると、2死から長谷川信哉選手の1号3ランで先制に成功する。

　8回表はウィンゲンター投手が3者凡退でつなぎ、9回表は平良海馬投手が締めて3対0で試合終了。勝利した埼玉西武は、先発・隅田投手が7回114球7安打1四球11奪三振無失点で今季4勝目。打線は渡部聖弥選手、ネビン選手、滝澤夏央選手が2安打を記録するなど、計11安打を記録。連敗を「4」で止めた。

　一方敗れたオリックスは、先発・エスピノーザ投手が4回89球9安打2四球3奪三振3失点と粘り切れず。打線は計7安打も、本塁が遠かった。廣岡大志選手と紅林弘太郎選手が2安打をマークしている。

　 １２３４５６７８９ 計
オ ０００００００００ ０
西 ０００３００００Ｘ ３

オ ●エスピノーザ-川瀬堅斗-椋木蓮-権田琉成
西 ○隅田知一郎-ウィンゲンター-S平良海馬

文・丹羽里歩子

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