4月8日、森林どりスタジアム泉で行われたイースタン・リーグ公式戦、東北楽天対オイシックス新潟3回戦は、4対3で東北楽天が勝利した。

　東北楽天は初回、中島大輔選手の2号ソロで先制点を挙げる。先発・瀧中瞭太投手は初回から連打を浴びながらも、後続を打ち取って無失点。2回表は3者凡退に抑えたが、3回表に2安打で1死1、3塁から、髙山俊選手の適時打で1点を失う。

　4回からは4イニング連続で無失点に抑えるも、8回表の先頭打者に二塁打を浴び、1死3塁から自身の暴投の間に3塁走者が生還し、勝ち越しを許す。しかし、それ以上の得点は与えず、8回110球7安打無四死球1奪三振2失点でマウンドを降りた。

　9回表はターリー投手が無失点でつなぎ、最終9回裏へ。先頭・吉野創士選手の二塁打、入江大樹選手の安打で1死1、3塁の好機を演出。続く辰見鴻之介選手にカウント1−0から適時打が生まれ、同点に追い付く。さらに岡島豪郎選手が四球で出塁し、2死満塁とするも、水上桂選手が左飛に倒れ、試合はタイブレークへ。

　10回表に中込陽翔投手が1死3塁から犠飛で1点を失うも、直後の10回裏、中島選手の適時三塁打で同点に。なおも1死3塁から、吉野選手の犠飛で走者が生還し、4対3で試合は終了した。勝利した東北楽天は、中島選手が一発含む2安打2打点、吉野選手が2安打1打点の活躍でシーソーゲームを制した。

　 １２３４５６７８９10　 計
Ｏ ００１００００１０１　 ３
楽 １０００００００１２Ｘ ４

Ｏ 牧野憲伸-●上村知輝
楽 瀧中瞭太-ターリー‐○中込陽翔

文・薗田陽和

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