【ファーム】18失点で千葉ロッテ今季初黒星 アセベドが意地の1号2ラン

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2025.4.4(金) 16:05

千葉ロッテマリーンズ・アセベド選手 ©パーソル パ・リーグTV
千葉ロッテマリーンズ・アセベド選手 ©パーソル パ・リーグTV

 4月4日、ロッテ浦和球場で行われたイースタン・リーグ公式戦、千葉ロッテ対横浜DeNA1回戦は、6対18で千葉ロッテが大敗した。

 初回から点の取り合いになった。1回表にいきなり1点の先制を許した千葉ロッテは、その裏に1死1塁から池田来翔選手の適時二塁打で同点に追い付く。その後、ドラ2ルーキー・宮崎竜成選手と安田尚憲選手の連続タイムリーで3対1と勝ち越しに成功した。

 しかし先発・石川歩投手が2回表も横浜DeNA打線につかまった。連打で無死1、3塁とピンチを招き、知野直人選手の適時二塁打で同点。度会隆輝選手の犠飛、井上絢登選手には2打席連続本塁打を打たれ、3対5と逆転されてしまった。

 2番手・秋山正雲投手も4回表に3失点。3番手・八木彬投手は5回表に連続二塁打で追加点を奪われ、相手の得点は10点に。6回表には育成ルーキー・長島幸佑投手がファーム公式戦にプロ初登板するも、1回を3安打1三振1四球3失点とほろ苦い登板となった。

 7回表に登板したルーキーの一條力真投手は3者凡退でぴしゃり。度会選手と井上選手から連続三振を奪い、1回2奪三振無失点の好リリーフを見せる。8回表には澤田圭佑投手が3点を失い、なおも2死2、3塁のピンチ。ここでマウンドに上がった7番手・二木康太投手は、空振り三振を奪って切り抜けた。

 打線は8回裏に松川虎生選手の安打などで4イニングぶりに走者を出し、2死1、3塁も茶谷健太選手が三振に倒れる。すると9回表、国吉佑樹投手が勝又温史選手の2ランを被弾。その裏、千葉ロッテは1死1、3塁とチャンスをつくり、金田優太選手の内野ゴロの間に1点を返す。続くアセベド選手が1号2ランを放ち、意地を見せた。

 横浜DeNA打線に23安打18得点と打ち込まれ、千葉ロッテは開幕からの連勝が8でストップ。今季初黒星を喫した。

  123456789 計
デ 140323032 18
ロ 300000003 6

デ 森下瑠大-徳山壮磨-○岩田将貴-松本凌人-若松尚輝-中川虎大-ディアス
ロ ●石川歩-秋山正雲-八木彬-長島幸佑-一條力真-澤田圭佑-二木康太-国吉佑樹

文・菊地綾子

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