パーソル パ・リーグTV公式YouTubeにて、野球界の常識をアップデートする番組『P's UPDATE』を公開中だ。12月15日(月)配信のテーマは『ポジションの哲学 セカンド編』。セカンドで三井ゴールデン・グラブ賞を6度受賞した中日OBの荒木雅博さん、2005年に同賞を獲得した千葉ロッテコーチの西岡剛さんをゲストに迎え、「セカンド」というポジションを深掘り。セカンドに必要な資質について、荒木さんが見解を示した。
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「誰もがアウトと思える球を、全部アウトにするのが二遊間」と荒木さん。はじめに確実性を挙げると、スローイングに関しては「(ファーストに)近いけど難しい。一番繊細なポジション」だと話す。送球時はグラブ側の肩を内側に入れることが重要。ショートの場合は捕球後、自然と肩がファーストに向く一方で、セカンドは捕球後に角度を調節する必要があることから、実際に荒木さんも「セカンドを守ってから1年半〜2年はすごく悩んだ時期があった」と経験談を語った。
さらに、荒木さんが「セカンドの方が肩が強いといいよね」と話すと、西岡さんもこれに賛同した。内野では、ファーストから距離が遠いサードやショートに求められる能力だが、セカンドにとって肩の強さが重要なワケとは。
「三遊間の深い位置に飛んだ打球は、ショートが追いついて捕ったとしてもファーストでアウトにするのは難しいけど、二遊間の同じような打球をセカンドが捕ったとき、肩が強かったらアウトにできるじゃないですか。肩が強ければゲッツーも取りやすい」と説明した荒木さん。「肩が強かったらよかったなと今よく思います」と話した。
パーソル パ・リーグTV公式YouTube 配信番組『P's UPDATE』
#13『ポジションの哲学 セカンド編』
MC:上重聡さん
ゲスト:荒木雅博さん、西岡剛さん
