明石健志が決勝打。リリーフ陣が圧巻の投球を見せた福岡ソフトバンクが勝利

パ・リーグ インサイト

2019.8.18(日) 18:04

福岡ソフトバンクホークス・明石健志選手(C)パーソル パ・リーグTV
福岡ソフトバンクホークス・明石健志選手(C)パーソル パ・リーグTV

 8月18日、ヤフオクドームで行われた福岡ソフトバンクと埼玉西武の19回戦は、5対4で福岡ソフトバンクが勝利。10安打5得点と打線が活気付き、僅差のゲームを制した。

 福岡ソフトバンクは初回、中村晃選手が安打で出塁すると、続く内川聖一選手が適時二塁打を放ち、先制に成功。2回裏には、コラス選手が「まさか初打席でこんな最高の結果になってくれるなんて思っていなかったです」と語る来日初打席初球本塁打を記録。3回裏にはグラシアル選手に22号ソロが生まれ、埼玉西武先発の十亀剣投手から3点を先行した。

 追う埼玉西武もすかさず反撃。4回表、2死1,3塁から栗山巧選手、外崎修汰選手の連続適時打で2点を返上。5回表には1死から秋山翔吾選手の二塁打、金子侑司選手の四球でチャンスを作ると、ここで福岡ソフトバンク先発のミランダ投手が降板。代わった嘉弥真新也投手に2死とされたが、3番手の松田遼馬投手から満塁とすると、2者連続の押し出し四死球で逆転に成功。福岡ソフトバンクの隙を逃さず4対3と逆転に成功した。

 一転して追う立場となった福岡ソフトバンクは6回表、この回から登板した甲斐野央投手が3者連続三振に仕留める圧巻の投球を披露。7回表に登板した高橋純平投手も、負けじと3者連続三振でつなぐと、試合の流れが変わった。

 福岡ソフトバンクは7回裏、埼玉西武3番手の平井克典投手を捉えた。1死からグラシアル選手が四球で出塁すると、代走の周東佑京選手が盗塁を決め、松田宣浩選手の適時二塁打で同点に。続く明石健志選手にも適時二塁打が生まれ、5対4と勝ち越しに成功した。

 逃げ切りを図る福岡ソフトバンクは、8回表をモイネロ投手が走者を背負いながらも無失点でつなぐと、9回表は守護神の森唯斗投手が無失点で締め、5対4で試合終了。

 勝利した福岡ソフトバンクは、先発したミランダ投手が4.1回5安打4四球4失点と崩れたが、リリーフ陣が好投でつなぎ、逆転勝利を収めた。敗れた埼玉西武は、先発した十亀剣投手が一発に苦しみながらも、5回3失点の力投。7回に平井投手が崩れ、カード勝ち越しは明日に持ち越しとなった。

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