栗山巧が勝ち越しタイムリー。埼玉西武が福岡ソフトバンクに4ゲーム差に迫る

パ・リーグ インサイト

2019.7.30(火) 21:42

埼玉西武ライオンズ・栗山巧選手(C)パーソル パ・リーグTV
埼玉西武ライオンズ・栗山巧選手(C)パーソル パ・リーグTV

 7月30日、メットライフドームで行われた埼玉西武と福岡ソフトバンクのカード初戦は、5対2で埼玉西武が勝利。リーグ首位・福岡ソフトバンクの隙を見逃さず、連勝を飾った。

 埼玉西武・今井達也投手と、福岡ソフトバンク・高橋礼投手の両先発は、対照的な立ち上がりだった。初回、今井投手は相手打線を3者凡退に打ち取るも、高橋礼投手はいきなり2四球を出す。

 その後は立ち直り、福岡ソフトバンクが4回表、ゴロの間に先制するが、その裏、1死1塁から埼玉西武・森友哉選手が同点タイムリーを放つ。さらに、続く中村剛也選手が二塁打でつなぐと、「今井が頑張って投げている中、チャンスで回してもらったので何とかしたかった」と言う栗山巧選手が勝ち越しのタイムリー。ゴロの間にも追加点を挙げ、3対1とリードを握った。

 6回表、福岡ソフトバンクは松田宣浩選手の23号ソロで1点差とするが、7回裏、2死1,3塁のピンチで、外崎修汰選手の打球を遊撃手・川瀬晃選手が痛恨の後逸。走者2人がかえり、埼玉西武がリードを3点に広げた。そして7回表からの3イニングは、ヒース投手、平井克典投手、増田達至投手が無失点でつないでゲームセット。

 試合は、5対2で埼玉西武が勝利した。先発の今井投手は6回2失点と試合を作り、約1カ月半ぶりの白星。「今日は先制を許してしまいましたが、味方が点を取ってくれた後に大崩れしなかったところは、前回、前々回よりもよかったです。ただ、5回くらいからまっすぐや変化球の精度が悪くなったことが反省点です」と、今回の登板を振り返った。逆転負けを喫した福岡ソフトバンクは、先制しながらも守備で2失策。カード初戦を落とした。

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