栗原陵矢が連夜の活躍。最後は森唯斗が締めて福岡ソフトバンクが3連勝

パ・リーグ インサイト

2019.7.24(水) 21:46

福岡ソフトバンクホークス・栗原陵矢選手(C)パーソル パ・リーグTV
福岡ソフトバンクホークス・栗原陵矢選手(C)パーソル パ・リーグTV

 7月24日、ヤフオクドームで行われた福岡ソフトバンクと千葉ロッテの第14回戦は、5対4で福岡ソフトバンクが勝利。終盤に勝ち越しを決め、3連勝を飾った。

 千葉ロッテが初回から猛攻を仕掛けた。先頭の荻野貴司選手が安打、続く鈴木大地選手が四球、敵失策も絡んで無死満塁の絶好機を得ると、4番・レアード選手がホームランテラスに28号満塁弾を叩き込み4点を先取。福岡ソフトバンク先発の松本裕樹投手の立ち上がりを捉え、大きなリードを握った。

 序盤から4点を追う苦しい展開となった福岡ソフトバンクだったが、2回裏に打線がつながった。連打と四球で満塁とすると、1番・牧原大成選手、今宮健太選手に連続適時打が生まれ、3点を返す。4回裏には、今宮健太選手が2打席連続の適時打を放ち、千葉ロッテ先発の涌井秀章投手を攻略。4対4と試合を振り出しに戻した。

 以降は両軍の投手陣が無失点投球を見せ、迎えた8回裏、福岡ソフトバンクが千葉ロッテ2番手の石川歩投手を捉えた。1死から明石健志選手が安打で出塁すると、代打で打席に立った栗原陵矢選手が適時三塁打を放って勝ち越しに成功。

 1点リードの9回表は、守護神に復帰した森唯斗投手が2者連続三振を奪うなど3者凡退で締め、5対4で試合終了。

 勝利した福岡ソフトバンクは、先発した松本裕樹投手が4.2回6安打4失点(自責3)と苦しんだが、後を託されたリリーフ陣が好投でつなぎ、逆転勝利を収めた。敗れた千葉ロッテは、先発した涌井投手が7回8安打2四球4失点の力投も、継投に失敗し、連敗を喫した。

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