今宮健太が復活のアーチ。計9本塁打の空中戦を福岡ソフトバンクが制す

パ・リーグ インサイト

2019.7.23(火) 21:17

福岡ソフトバンクホークス・今宮健太選手(C)パーソル パ・リーグTV
福岡ソフトバンクホークス・今宮健太選手(C)パーソル パ・リーグTV

 7月23日、ヤフオクドームで行われた福岡ソフトバンクと千葉ロッテの第13回戦は、11対7で福岡ソフトバンクが勝利。16安打11得点を挙げ、鷹の祭典6連戦の初戦を取った。

 試合序盤から空中戦が展開された。まず福岡ソフトバンクは1回裏、千葉ロッテの先発・岩下大輝投手から、今宮健太選手、松田宣浩選手、デスパイネ選手の3者連続本塁打で先制する。

 直後の2回表、福岡ソフトバンク先発の高橋礼投手は、千葉ロッテの5番・角中勝也選手に6号2ランを浴びるが、3回裏、松田宣選手に2打席連発の22号ソロが飛び出し、4対2とリードを広げた。

 4回表、追う千葉ロッテが、レアード選手の27号ソロで1点差に詰め寄ったが、福岡ソフトバンクは再びの打線爆発で突き放す。5回裏には、千葉ロッテ2番手・東條大樹投手に対し、長谷川勇也選手、甲斐拓也選手のタイムリーなどで3点追加。大量援護を受けた高橋礼投手は、6回表に連打でピンチを招いたところで降板したが、後を託された高橋純平投手が後続を併殺に打ち取り、7対3とリードした状態で試合は終盤へ向かっていった。

 4点リードする7回表、福岡ソフトバンクは3番手・甲斐野央投手が千葉ロッテの7番・井上晴哉選手に15号2ランを浴び、2点差に詰め寄られる。

 しかし7回裏には内川聖一選手にタイムリー、8回裏には西田哲朗選手に今季初安打となるタイムリーと、栗原陵矢選手にプロ初本塁打となる2ランが生まれ、スコアは11対5に。6点リードの9回表には、田浦文丸投手が井上選手に2打席連続の16号2ランを浴びたが、大差は変わらず、11対7で試合終了。

 勝利した福岡ソフトバンクは、先発した高橋礼投手が、5.1回5安打3失点と苦しみながらも9勝目。降板後には「調子は悪くはなかった。コースを狙いすぎてしまい、自分を苦しくしてしまった。点を取ってもらった次の回にすぐに失点して、なかなかリズムが生まれず野手の皆さんに迷惑をかけてしまった。しっかり反省して、次の登板に向けて頑張りたい」と反省を口にした。

 敗れた千葉ロッテは、先発した岩下投手が3.2回7安打4失点と試合を作れず3敗目。打線が4本塁打で援護するも、リリーフ陣も崩れ、大敗を喫した。

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