7月19日、札幌ドームで行われた北海道日本ハム対千葉ロッテのカード初戦は、北海道日本ハムが5対3で接戦を制し、連勝を4に伸ばした。
試合は中盤まで、北海道日本ハムペースで進んだ。まずは初回、四球や千葉ロッテの先発・二木康太投手の暴投などもあり、ノーヒットで2死1,2塁とすると、渡邉諒選手のタイムリーで先制点を奪う。
さらに4回裏、先頭の中田翔選手は、二木投手が投じた甘く入った変化球を捉えてスタンドへ。節目となる20号ソロで追加点を挙げる。続く5回裏には、清水優心選手と西川遥輝選手のヒットなどで1死1,3塁とすると、大田泰示選手のタイムリーでランナーが一気に生還。リードを4点に広げる。
北海道日本ハムの先発・加藤貴之投手は四死球などでランナーを背負う場面もありながら、要所を締める投球で5イニングを投げて被安打1、無失点と、先発の役割を果たしてマウンドを降りた。
4点を追う千葉ロッテは、7回表、レアード選手が村田透投手から26号2ランを放って反撃するも、その後は井口和朋投手、宮西尚生投手の前に抑え込まれた。8回裏には田中靖洋投手が押し出しで1点を献上してしまい、最終9回表に清田育宏選手のタイムリーで1点を返すものの、それ以上の反撃及ばずゲームセット。
試合は投打がかみ合った北海道日本ハムが5対3で勝利し、後半戦無傷の4連勝を飾った。千葉ロッテは対照的に、痛い3連敗となった。
文・後藤万結子
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