7月15日、ヤフオクドームで行われた福岡ソフトバンクと北海道日本ハムのカード初戦は5対1で北海道日本ハムが勝利。初回に4得点と大きく攻め、後半戦初戦を白星で飾った。
北海道日本ハムは、福岡ソフトバンクの先発・大竹耕太郎投手を、初回から容赦なく攻め立てた。まずは西川遥輝選手、杉谷拳士選手の連打で無死1,3塁とチャンスを作ると、3番・近藤健介選手が先制の適時打を放つ。渡邉諒選手、田中賢介選手の連続適時打でも3点を追加し、初回から4対0と大きなリードを手にした。
5回表にも、四球や横尾俊建選手の左前打などで2死1,3塁とすると、石井一成選手の適時打で1点を追加する。
初回から大崩れした福岡ソフトバンク・大竹投手は5回途中116球10安打7奪三振、5失点で降板。「初回から自分の投球が全くできなかった。ここ数試合、大量失点の試合が続いていてチームに迷惑をかけてしまっている。自分の投球ができない中でも、試合を作らなければいけないと思う。次は反省を生かせるようにします」と神妙に語った。
5点を追う5回裏、福岡ソフトバンクは甲斐拓也選手の遊ゴロの間に1点を返すが、反撃はここまで。その後は両投手陣が好投し、4点差のまま、9回裏を秋吉亮投手が3者凡退に抑え、試合終了。
福岡ソフトバンクと北海道日本ハムのカード初戦は、5対1で北海道日本ハムが勝利した。12安打5得点と打線はややつながりを欠いたものの、投手陣が福岡ソフトバンクを1得点に抑えた。敗れた福岡ソフトバンクは、先発・大竹投手が初回に4失点と誤算だった。
文・粟盛優佳
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