【ファーム】ドラ1太田椋がプロ初ホームラン。打線爆発のオリックスが貯金1

パ・リーグ インサイト

2019.6.19(水) 16:44

オリックス・バファローズ 太田椋選手(C)パーソル パ・リーグTV
オリックス・バファローズ 太田椋選手(C)パーソル パ・リーグTV

  6月19日、オセアンバファローズスタジアム舞洲で行われたウエスタン・リーグ公式戦、オリックス対中日の第14回戦は、打線が爆発したオリックスが10対6で勝利。この勝利で貯金を1とした。また、オリックスのドラ1ルーキー太田椋選手に待望のプロ初本塁打が生まれた。

 試合は初回から動きを見せた。1回表のマウンドに上がったオリックスの先発・松葉貴大投手は、先頭打者の石垣雅海選手に二塁打を浴びると、その後バッテリーエラーで先制点を許す。

 しかし、その裏、2死から打線が反撃を見せる。中日の先発・垣越建伸投手から3番・マレーロ選手が安打を放つと、4番・頓宮裕真選手が安打、5番・宗佑磨選手が四球を選び、2死満塁。この好機に杉本裕太郎選手が最高の結果で応える。初球の甘いストレートを見逃さず左中間スタンドに叩き込み、満塁本塁打。2回裏には高卒ドラ1ルーキー太田椋選手が左方向へのプロ初本塁打を放ち、2回終了時に5対1と4点のリードを奪う。

 このままオリックスが試合の主導権を握っていくと思われたが、3回表、松葉投手が崩れる。3番・平田良介選手に四球を与えると、その後、安打とワイルドピッチが絡み、4失点。試合を振り出しへと戻してしまう。

 どちらに転ぶか分からない状況の中、再び主導権を握ったのは、オリックスであった。5回裏、垣越投手から鈴木翔太投手への代り端を逃さず、打線が畳みかける。7番・杉本選手が死球で出塁すると、続く山足達也選手と西村凌選手の連続二塁打で2点を重ね、再びリードを奪う。

 8回表には宜保翔選手のタイムリーエラーで1点差に詰め寄られるも、その裏、宗選手の適時三塁打と西浦颯大選手の適時打で3得点を奪い4点差に引き離す。9回表は、岩本輝投手が締め、10対6で試合終了。勝利したオリックスは貯金を1とした。

  123456789 計
中 104000010 6
オ 41002003Ⅹ 10

中 垣越建伸‐●鈴木翔太-木下雄介-濱田達郎
オ ○松葉貴大-岩本輝

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