種市篤暉が7回1失点。千葉ロッテが継投で序盤のリードを渡さず連敗ストップ

パ・リーグ インサイト

2019.6.13(木) 21:38

千葉ロッテマリーンズ・種市篤暉投手(C)パーソル パ・リーグTV
千葉ロッテマリーンズ・種市篤暉投手(C)パーソル パ・リーグTV

 6月13日、ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテ対横浜DeNAの「日本生命セ・パ交流戦」3回戦は、3対1で千葉ロッテが勝利した。千葉ロッテは前カードの巨人戦から続いていた連敗を3で止めた。

 千葉ロッテは初回、先頭の荻野貴司選手が二塁打を放つと、3番・清田育宏選手の右前適時打で先制に成功する。この後5番・レアード選手にも左前適時打が飛び出すと、続く2回裏には鈴木大地選手の適時二塁打で3点目を奪取。横浜DeNA先発の阪口皓亮投手をノックアウトし、試合の主導権を握った。

 千葉ロッテ先発の種市篤暉投手は、安定感のある投球を見せる。5回表にソロ本塁打を浴びるも、失点はこの1点のみ。6回表には安打と四球で2死満塁と、この試合最大のピンチを迎えたが、前の打席で本塁打を浴びたソト選手を三振に。次の回も3者凡退に終え、7回123球1失点と見事に試合をつくった。

 3対1で終盤を迎えた千葉ロッテは、勝利の方程式に入る。8回表は酒居知史投手が3人で切って取り、前日2失点した雪辱を果たした。続く9回は益田直也投手がマウンドに登る。2試合連続失点と安定感を欠いていた守護神だったが、この日はピシャリと横浜DeNAを抑え、試合終了。

 先発の種市投手は、5月16日のオリックス戦以来約1カ月ぶりの勝利となる、今季4勝目を挙げた。この試合では7回を投げ切り自身今季最長の投球回だった。一方打線は、3回以降は1安打のみ。勝利こそ収めたが、次戦に課題を残す結果となった。

文・望月優樹

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