松本裕樹が4回途中3失点。リリーフ陣が好投も反撃ならず、鷹の連勝ストップ

パ・リーグ インサイト

2019.6.9(日) 17:11

福岡ソフトバンクホークス・甲斐拓也選手(C)パーソル パ・リーグTV
福岡ソフトバンクホークス・甲斐拓也選手(C)パーソル パ・リーグTV

 6月9日、マツダスタジアムで行われた広島と福岡ソフトバンクの「日本生命セ・パ交流戦」第3回戦は、2対3で福岡ソフトバンクが惜敗。交流戦開幕からの連勝は5で止まった。

 今季初登板となった福岡ソフトバンク先発の松本裕樹投手は初回、広島の1番・野間峻祥選手、2番・菊池涼介選手、3番・バティスタ選手を3者連続三振に抑える素晴らしい立ち上がりを披露する。

 若手の完璧な投球に触発された打線は2回表、1死1,3塁から甲斐拓也選手がスクイズを決めて先制。福岡ソフトバンクらしい攻撃で、すぐさま1点の援護をプレゼントした。

 しかし、松本投手は2回裏に広島の4番・鈴木誠也選手に17号ソロを浴び、同点とされてしまう。4回表に甲斐選手の適時打で勝ち越すも、4回裏に3者連続四球など、突如制球を乱して2失点。得点を挙げた次のイニングに踏ん張れず、4回途中3失点で降板した。

 1点を追う福岡ソフトバンクは、5回裏を甲斐野央投手、6回裏を高橋純平投手と無失点リレーをつなぐと、7回表に打線がつながり、1死満塁の絶好機を得るが、内川聖一選手が併殺に倒れて得点はならず。

 7回から2イニングを椎野新投手が走者を背負いながらも無失点でつないだものの、最後まで打線が応えられず。9回表はフランスア投手の前に3者凡退に倒れ、2対3で試合終了。4回途中で降板した松本投手は、「先発としての役割を果たすことができなかった。自分の持ち味を出すことができず、チームに迷惑をかけてしまった。いいところが全くなかったです」と自身の投球を振り返った。

文・東海林諒平

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