ロメロが2打席連発の大暴れ。オリックスが逃げ切り東京ヤクルトに辛勝

パ・リーグ インサイト

2019.6.8(土) 17:38

オリックス・バファローズ ロメロ選手(C)パーソル パ・リーグTV
オリックス・バファローズ ロメロ選手(C)パーソル パ・リーグTV

 6月8日、神宮球場で行われた東京ヤクルトとオリックスの「日本生命セ・パ交流戦」第1回戦は接戦の末、オリックスが5対4で辛勝した。

 初回からオリックス打線が躍動した。1回表、2死1塁からロメロ選手がバックスクリーン脇に飛び込む5号2ランを放ち、幸先よく2点を先制する。ところがオリックス先発の山岡泰輔投手は直後の1回裏、東京ヤクルト・山田哲人選手に2ランを被弾しすぐに同点とされてしまうと、2回には奥村展征選手に勝ち越し適時打を許し、1点を追いかける展開となった。
 
 しかしオリックス打線が反撃を見せる。3回表、1死1,3塁の好機を迎えると、ロメロ選手が2打席連発となる逆転の6号3ランを左翼席上段へ運び、5対3と再び2点のリードを得た。

 山岡投手は3回裏にも1点を失うが、4回と5回は無失点で切り抜け、リードを保ったまま降板する。山岡投手の後を受けたリリーフ陣は6回から8回まで安打を許さない好投で、守護神・増井浩俊投手にマウンドを託す。増井投手は2死3塁のピンチを招いたが、最後は奥村選手を空振り三振に仕留め試合終了。

 東京ヤクルトとオリックスの今季初対戦は5対4でオリックスが勝利した。オリックスは先発の山岡泰輔投手が5回4失点と苦しんだものの、打線の援護に助けられて今季5勝目を挙げ、チームは3連勝となった。

文・山下虎太郎

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