「パーソル パ・リーグTV」では、6月4日13時から、楽天対横浜DeNA、埼玉西武対東京ヤクルト、福岡ソフトバンク対オリックスのファーム公式戦3試合を配信する。各試合の見どころを紹介していこう。

前日ノーノーの楽天。同率首位を維持なるか？

　ウェルファムフーズ森林どりスタジアム泉では、楽天対横浜DeNA。2日の試合で、イ・リーグ首位の千葉ロッテに継投ノーヒットノーランをお見舞いし、同率首位に立った楽天。このまま勢いに乗って、一軍・二軍同時1位を維持するか。

【今季対戦成績】
楽天→4勝3敗1分　横浜DeNA→3勝4敗1分

　楽天の注目は、2日の千葉ロッテ戦で2安打を放った卓丸選手だ。卓越したバットコントロールと俊足を武器に、今季から変更した登録名「卓丸」を轟かせたい。

リーグ最下位の埼玉西武。連敗脱出を目指す

　西武第二球場では、埼玉西武対東京ヤクルトだ。埼玉西武は現在3連敗中で、イ・リーグ最下位に沈んでいる。0.5ゲーム差でひとつ上の順位に立っている東京ヤクルトを相手に、苦境から脱する糸口は見つかるか？

【今季対戦成績】
埼玉西武→4勝5敗　東京ヤクルト→5勝4敗

　埼玉西武打線の注目は、今季から野手に転向した川越誠司選手だ。ファームでは一貫して主軸として出場し続けてきたが、打率は2割前半と調子を落としてきた。北海高校の後輩である戸川大輔選手が一軍で結果を出していることもあり、早期の復調が待たれる。

福岡ソフトバンク二軍は常勝軍団の意地を見せたい

　タマスタ筑後では、福岡ソフトバンク対オリックスだ。引き分けを挟んで3連敗中の福岡ソフトバンクと、ウ・リーグ最下位付近を行き来しているオリックス。悪い流れを断ち切るのはどちらになるだろうか。

【今季対戦成績】
福岡ソフトバンク→3勝5敗1分　オリックス→5勝3敗1分

　福岡ソフトバンクの注目は、オスカー・コラス選手だ。ファームではここまで打率.321をマークしているが、まだ20歳と伸びしろも無限大。同じくキューバ出身のデスパイネ選手、グラシアル選手が同じチームで活躍しているのは、大きな刺激になっていることだろう。

　対するオリックスの注目は、5年目の宗佑磨選手だ。昨季一軍で自己最高の74試合に出場し、今季はレギュラー確保が期待されていた。しかし、まだ一軍出場は0試合と、アピールできていない。まだ若いだけに、走・攻・守の三拍子揃った選手としての本領を発揮してほしい。

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