投打絶好調の北海道日本ハム4連勝。有原13K&清宮が球団通算8000号本塁打

パ・リーグ インサイト

2019.5.30(木) 21:09

北海道日本ハムファイターズ・清宮幸太郎選手(C)パーソル パ・リーグTV
北海道日本ハムファイターズ・清宮幸太郎選手(C)パーソル パ・リーグTV

 5月30日に行われた北海道日本ハムと千葉ロッテの第11回戦は、8対0で北海道日本ハムが完封勝利。序盤から投打で千葉ロッテを封じ、試合の主導権を譲らなかった。

 北海道日本ハムの有原航平投手と千葉ロッテの種市篤暉投手の先発で始まったこの試合。先制したのは北海道日本ハムだった。1回裏、種市投手から、2番・大田泰示選手が安打を放ち出塁すると、3番・近藤健介選手の右安打で先制に成功。さらに6番・渡邉諒選手の左安打で追加点を挙げる。

 3回裏には、4番・中田翔選手が6球目のスライダーを完全に捉え、左翼席へ刺さる第11号2ランを放つ。すると、千葉ロッテの一塁手・井上晴哉選手の悪送球の間にも三塁走者が生還し、この回3得点。5対0と、序盤からリードを広げる。

 さらに4回裏、3番・近藤健介選手と中田選手の連打でチャンスを拡げると、5番・清宮幸太郎選手が2球目のストレートを捉える。この際どい当たりがなんとかフェンスを超え、球団通算8000号目となる自身第1号3ランに。8対0と、メモリアルアーチで大きく突き放す。

 連敗を避けたい千葉ロッテは6回表、1番・荻野貴司選手と2番・鈴木大地選手の連打で反撃の起点を作るも、有原投手を前に後続が倒れ、好機をものにできない。北海道日本ハム打線も、千葉ロッテの2番手・東條大樹投手と3番手・田中靖洋投手に抑えられ、その後は得点ならず。北海道日本ハムは9回表まで有原投手が完投し、8対0で試合終了。

 有原航平投手は変化球で巧みに5者連続三振を含む13奪三振、4安打無四死球無失点の圧巻の投球で2016年以来の完封勝利。リーグトップの6勝目を挙げた。

文・今泉友香

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