井上晴哉選手が4打点&菅野剛士が1号。打線爆発の千葉ロッテが鷹に快勝

パ・リーグ インサイト

2019.5.26(日) 17:36

千葉ロッテマリーンズ・井上晴哉選手(C)パーソル パ・リーグTV
千葉ロッテマリーンズ・井上晴哉選手(C)パーソル パ・リーグTV

 5月26日、ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテと福岡ソフトバンクの3連戦最終戦は、8対2で千葉ロッテが快勝。投打が噛み合い、昨日に続いての勝利を収めた。

 先手を取ったのは千葉ロッテ。1回裏、福岡ソフトバンクの先発・ミランダ投手に対し、2死から3番・清田育宏選手の安打、4番・井上晴哉選手選手の四球で1,2塁とすると、この場面で5番・レアード選手が左翼線に落ちる先制の適時二塁打を放つ。さらに、続く2回裏には7番・中村奨吾選手の8号ソロ、3回裏には清田選手、井上選手の連続適時打が飛び出し、3回を終えて4対0と試合の主導権を握った。

 援護をもらった千葉ロッテ・石川歩投手は、変化球を低めに集める投球で、福岡ソフトバンク打線に的を絞らせず。4回表に4番・デスパイネ選手に適時打を浴びて1点を失ったものの、安定した投球を披露する。

 5回裏に、6番・菅野剛士選手の1号ソロで1点を加えた千葉ロッテ。6回裏には、2死1,2塁から4番・井上選手が、福岡ソフトバンクの3番手・川原弘之投手の速球を捉えて7号3ランを放ち、6回を終えて8対1と大きくリードを広げた。
 
 7回表、先発の石川投手が1死満塁から野選で2点目を失うと、千葉ロッテは2番手・松永昂大投手をマウンドに送る。なおも満塁という状況での登板ながら、1番・釜元豪選手を併殺に打ち取って火消しの役割を果たした。

 8回表を3番手・東條大樹投手が無失点に抑えると、9回表は4番手・田中靖洋投手が登板。2死から7番・福田秀平選手に四球を与えたものの、最後は8番・九鬼隆平選手の打球を中堅手・岡大海選手が好捕し、試合は8対2で千葉ロッテが勝利した。

 試合を通して打線が機能した千葉ロッテが快勝。先発の石川投手は7回途中2失点の好投で2勝目を手にした。一方の福岡ソフトバンクは投手陣が振るわず。打線も3つの併殺打を記録するなど、苦手な千葉ロッテにまたもカード負け越しを喫した。

文・成田康史

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