楽天・近藤弘樹と千葉ロッテ・種市篤暉、平成最後に初勝利を挙げられるか?

パ・リーグ インサイト

2019.4.29(月) 09:30

千葉ロッテマリーンズ・藤岡裕大選手(C)パーソル パ・リーグTV
千葉ロッテマリーンズ・藤岡裕大選手(C)パーソル パ・リーグTV

 4月29日、楽天生命パーク宮城で行われる楽天と千葉ロッテの一戦。ともに接戦となった初戦、2戦目は千葉ロッテに軍配が上がって3連戦の勝ち越しを決めている。本拠地での3連敗は避けたい楽天と連勝を狙う千葉ロッテ。この一戦の見どころを挙げていこう。 

【今季対戦成績】
楽天→2勝3敗、千葉ロッテ→3勝2敗

【楽天】近藤弘樹投手 1試合0勝1敗 5.1回 2奪三振、防御率8.44
【千葉ロッテ】種市篤暉投手 8試合0勝0敗 13回 11奪三振、防御率1.38

 楽天の先発は4月14日以来の登板となる近藤弘樹投手。福岡ソフトバンクを相手にした前回登板では6回途中5失点と試合を作ることができず。待望のプロ初勝利に向けて、まずは自らの投球でチームを鼓舞していきたい。

 対する千葉ロッテは種市篤暉投手が今季初先発。昨年は7試合全てで先発した右腕だったが、今季はここまで救援として8試合に登板。防御率1.38と成長を示しており、プロ初勝利に向けてこちらもチームを引っ張る投球を見せたいところだ。

 打線の注目は両チームの9番打者。楽天のオコエ瑠偉選手は、28日の試合で3打数2安打の活躍。3号ソロに加え二塁打も放ち、持ち味の長打力を遺憾なく発揮した。調子を上げつつあるオコエ選手が、下位打線で不気味な存在感を放つ。

 千葉ロッテの藤岡裕大選手は、28日の試合で2本の適時二塁打を放って勝利に貢献。3試合連続で四球を選ぶなど、下位打線での起用が続く中で打線の潤滑油として機能している。この試合でも攻撃のカギを握る存在になりそうだ。

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