4月28日、札幌ドームで行われた北海道日本ハム対福岡ソフトバンクの第5回戦は、4対0で北海道日本ハムが勝利。「北海道シリーズ2019 ～WE LOVE HOKKAIDO～」として「新時代緑（ニューグリーン）ユニホーム」をまとっての初勝利となった。

　北海道日本ハムの先発・有原航平投手は、1回表に福岡ソフトバンクの3番・松田宣浩選手にヒットを浴びるも、その後はパーフェクト投球で福岡ソフトバンク打線を抑え込む。一方の福岡ソフトバンクの先発・ミランダ投手はランナーを出しながらも要所を締め、無失点のまま試合は中盤を迎えた。

　4回裏、北海道日本ハムは先頭の中田翔選手のヒットから1死満塁のチャンスを作る。ここで9番・中島卓也選手がレフト前タイムリーを放ち、1点の先制に成功。

　さらに5回裏、無死1塁で2番・大田泰示選手が右中間を破るタイムリーツーベース。1点を追加し、好投を続ける先発・有原投手を援護した。

　有原投手はそのまま7回を2安打無失点に抑える。そして打線は7回裏、ヒットと四球で1死満塁のチャンスを迎えると、福岡ソフトバンクの遊撃手・高田知季選手の悪送球で追加点。スコアを4対0とし、リードを広げた。

　北海道日本ハムは8回から継投に入り、8回表に瑞樹投手と宮西尚生投手、9回表には秋吉亮投手が登板し、無失点に抑えて試合は終了。北海道日本ハムと福岡ソフトバンクの第5回戦は、4対0で北海道日本ハムが勝利した。

　勝利した北海道日本ハムは好調の先発・有原投手が7回2安打無失点と、福岡ソフトバンクを寄せ付けない快投でパ・リーグトップに並ぶ4勝目を挙げた。敗れた福岡ソフトバンクは、ミランダ投手が粘りを見せられず、打線も3安打無得点と振るわなかった。