6回に1点差に迫るソロを中堅左に運ぶと、9回には腕を畳んで左翼ポール際へ同点弾
北海道日本ハムのドラフト4位ルーキー万波中正外野手が12日、鎌ヶ谷球場で行われたイースタンリーグの千葉ロッテ戦で2打席連続本塁打を放った。
この日は守備から途中出場していた万波は6回2死でこの日最初の打席に立った。記念すべき公式戦初アーチは、1ストライクからの2球目。千葉ロッテの関谷が投じた低めのカーブを拾うと、鋭いライナーとなった打球はグングンと飛距離を伸ばして中堅バックスクリーン左に飛び込むソロ本塁打となった。これがプロ初アーチとなると、ベンチでナインとハイタッチで喜びを分かち合った。
万波劇場はこれだけでは終わらなかった。1点ビハインドで迎えた9回に、先頭打者としてこの日の第2打席へ。3ボール2ストライクからの6球目、千葉ロッテの成田が投じたスライダーを腕を畳んで捉えると、打球はライナー性の打球で左翼ポール際スタンドへ。驚愕の2打席連発で、チームは同点に追いついた。
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