カード頭の責任を自覚も「まずは目の前の試合を」
■オリックス – 福岡ソフトバンク(2日・京セラドーム)
福岡ソフトバンクはヤフオクドームで投手練習を実施。2日のオリックス戦(京セラドーム)に先発する東浜巨投手が、自らの“開幕”に向けて心境を語った。
大阪への移動を前にヤフオクドームで汗を流した東浜は、自らの今季初登板に「チームが(3連勝という)いい流れで来ているので、その流れに乗れればいい」と語った。一時は調整の遅れも心配されたが「まだまだ良くなるところはあると思いますし、何とか開幕に間に合った。しっかり抑えるところは抑えないといけない」と気合いを込めた。
オリックス打線については「新外国人も入っていい打線ですが、目の前のバッターを抑えるだけですし、その積み重ねだと思います」とし、開幕カードで5盗塁をマークした機動力には「そこ(機動力)に惑わされないように、牽制とかもしっかりとやりたい。(甲斐)拓也もいるので、ランナーを出しても粘り強くやってきます」と、バッテリーでオリックスの足技に対抗していくつもりだ。
カード頭を任され「その責任は果たしたい」という東浜には、千賀滉大投手とともに先発陣の柱としての活躍が期待される。「そういう思いは年々強くなっていますし、そういう存在にならないといけないと思っています。でも、まずは目の前の試合を1試合1試合投げていくだけです」とした。
工藤公康監督も「1年間ローテを守ってやってくれないと困る選手。いいコンディションの作り方をやっていくことが大事。自覚をもって自分が納得できるピッチングをしてほしい」と期待を込めて語った。
(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)
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