清宮だけじゃない 大砲候補&有望左腕…北海道日本ハム、2019年ブレイク期待の5選手

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2019.1.5(土) 07:40

北海道日本ハム・清宮幸太郎※写真提供:Full-Count(写真:荒川祐史)
北海道日本ハム・清宮幸太郎※写真提供:Full-Count(写真:荒川祐史)

例年にない積極補強、2016年以来の日本一を狙う北海道日本ハム

 開幕前の下馬評を覆して3位となり、2016年以来となるクライマックスシリーズ出場を果たした2018年の北海道日本ハム。クライマックスシリーズでは福岡ソフトバンクに敗れシーズンを終えることとなったものの、今オフは、2016年以来の日本一に向け、金子弌大を獲得するなど例年にないほどの積極補強をみせている。

 とはいえ、パ・リーグ制覇、そして日本一に向けては若手選手の突き上げも不可欠だ。2016年には新人王に輝いた高梨裕稔や、加藤貴之といった若手選手の飛躍が優勝の原動力となった。また、チームカラーとして若手選手を積極的に1軍でプレーさせるスタイルがとられている。2019年にむけて、台頭が期待される若手有望株5選手を紹介していこう。

○清宮幸太郎(2年目、19歳)
 高校通算111本塁打を放ち、2017年のドラフトで、野手歴代最多タイの7球団競合の末に入団した超有望株。限局性腹膜炎などの影響で開幕1軍とはならなかったものの、初の1軍昇格後は初本塁打を含むデビューから7試合連続安打の新人記録を樹立した。ファームではわずか160打数で、リーグ2位の17本塁打を放つなど桁違いの長打力をみせた。打率の低さや、守備面などまだまだ課題は多いが、来季は1軍の主戦力としての活躍が期待されている。

○平沼翔太(4年目、21歳)
 2015年のドラフト4位で入団。高校時代は敦賀気比をセンバツ優勝に導いたピッチャーだったが、プロでは主に遊撃手としてプレー。ファームで着実に成長を続け、今季、1軍出場機会は7試合と少ないながらも、プロ初安打を含む計3安打をマーク。守備面など、まだまだ粗削りな部分も多いが、正遊撃手を務める中島の後継者として期待されている。

○森山恵佑(3年目、24歳)
 2016年、ドラフト6位で入団。ルーキーイヤーの2017年は2軍で打率.234ながらもリーグトップタイの18本、リーグ2位の57打点を記録。シーズン終盤には1軍昇格を果たすなど、インパクトを残した。ただ、出塁率が3割付近に留まるなど、課題は残る。今季は2軍での成績を落とし、1軍出場はなかったが、左の長距離砲として、来季の飛躍が期待される。

○北浦竜次(2年目、18歳)
 2017年のドラフト5位で入団した若手左腕。ルーキーイヤーとなった2018年は主にファームで過ごし、18試合で2勝、防御率4.06をマーク。シーズン終盤には1軍昇格を果たし、10月4日の東北楽天戦でプロ初登板、1回を無安打無四球、1奪三振に抑える好投を披露した。来季以降の飛躍が期待される楽しみな左腕だ。

○堀瑞輝(3年目、20歳)
 2016年、ドラフト1位で北海道日本ハムに入団。即戦力というよりは、素材型の選手だったが、1年目から2軍で防御率1.98の成績を残し、シーズン終盤には1軍で4試合に登板、防御率3.38と高卒1年目では立派な成績を残した。2年目の今季は若干不調に陥ったが、10登板でプロ初勝利を含む2勝をあげた。四死球を減らすことができれば、来季の先発ローテも現実的な目標だ。

(Full-Count編集部)

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