【日本ハム】キャリアハイ10勝の加藤貴之が現状維持でサイン「先週、脱毛に行ってきまして…」
スポーツ報知
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2024.12.6(金) 14:44
日本ハム・加藤貴之投手(32)が6日、北海道・北広島市内にある球団事務所で契約更改交渉に臨み、今季年俸3億円(推定)から現状維持でサインした。
昨オフはFA権を行使せず4年総額12億円の大型契約で残留。迎えた今季は自身初の2ケタ勝利となる10勝(9敗)に到達。4年連続の規定投球回となる166回2/3を投げ、防御率2・70、与四球数も17と投手陣をけん引した。球団からは「複数年の1年目からよく頑張ってくれた」と声をかけられ「2ケタは勝ちたかったし、チームもCSに出られたのでよかった。ただ、もっと波を少なくしたい。負けも多いのでもっともっと頑張りたい」と謙虚に振り返った。
今オフ、野球以外で取り組みたいことを問われると「先週、脱毛に行ってきました。痛かったです。全身やったんですけど、顔回りが痛かった」と医療脱毛に通い始めたことを明かした。
「やっぱりシーズン中、2日に1回、3日に1回ぐらいヒゲをそるので、めんどくさいなあって。後悔はしてないですけど『あぁ、こんな痛いんだ』と思って。ちょっと心配っすね、先が。あと9回残ってる…。我慢して(通う)」と笑わせた。脱毛の周期は月1回で1年契約。「きっかけは本当に自分。一応、テレビに映ったりもするので、ヒゲはないほうがいいかなと思っていた。もう、10回分、買っちゃったんで。うん十万しましたね」と話した。
クールな左腕の、突然のカミングアウト。その後も報道陣から脱毛に関する質問が飛び交うと「あとはお店に聞いてもらっていいっすか」と笑顔でツッコミ。「まあ、来年期待しといてください」とツルツルな顔回りを予告した。
来季が節目の10年目。投球については「クオリティ(スタート)数も下がってますし、波が激しかったかなってのが一番。中継ぎに本当に負担をかけた部分が多かったので、最低でもやっぱり6回は投げないと」と引き締めた。現在は若手時代から全ての映像を見直しているといい「体の変化もあるので、若い時と今を見比べて『こんな感じだったかな』っていうのが(見つかれば)。若い時のいいところもあると思うので、細かく自分の中で研究して良いものを作っていけたら」と先発の柱としての自覚をにじませた。
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