ソフトバンクから戦力外通告を受けた仲田慶介内野手（２５）が、西武と入団合意する見通しであることが１７日、わかった。

　二遊間の層を厚くしたい構想を持っている西武は、仲田の獲得へ向けて調査を進めていた。福岡大から入団３年目の仲田は今季開幕前に育成から支配下登録され、１軍では代走や守備固めを中心に２４試合に出場。打率２割１分４厘の成績を残し、２軍では打率４割３厘と結果を残していた。通告を受けた際には育成での再契約を打診されたが「他球団のオファーを待ちたい」と話していた。

　仲田は主に二塁を守っていたが、内外野どこでもこなせる器用さに加え、５０メートル走６秒前半のスピードに両打ちとあって、新天地への移籍が実現すれば幅広い活躍が期待できそうだ。

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