西武、復帰戦の武内が好投も…ドローで6月初連勝ならず、新加入の松原は6の0

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2024.6.26(水) 22:22

西武・武内夏暉 (C)Kyodo News

西武 2 - 2 日本ハム
<9回戦・県営大宮>

 延長12回までもつれた接戦は2-2で引き分け。西武は6月初の連勝とはならなかった。

 新型コロナ感染から戦列に復帰した先発の武内は初回、先頭から3連打を浴び1点を先制されると、無死一、二塁で4番・マルティネスの一塁へのインフィールドフライを一塁・山村が落球。この間に二塁走者が三塁に進塁(進塁は山村の失策)し、一死一、三塁で5番・田宮の左犠飛を許し2点目を失った。

 初回は不安定だったものの、2回以降は尻上がりの内容でゼロ行進。2-2の同点で迎えた8回は二死二塁の場面で降板したものの、2番手のヤンが5番・田宮を空振り三振に仕留め、武内の復帰戦は8回途中7安打2失点(自責点1)の登板結果となった。

 打線は2点を追う2回、敵失絡みでノーヒットで同点に追いつくも、3回以降は追加点が奪えない展開。2-2の同点で迎えた延長10回は二死一、二塁で途中出場の滝澤が左前打を放つも、三塁でストップした二走・長谷川が憤死。場内はため息に包まれた。

 24日に若林との交換トレードで巨人から移籍してきた松原は、この日出場選手登録され即「1番・中堅」でスタメン出場。初回の移籍後初打席は、日本ハム先発・福島のカウント1-2後のフォークに上手くバットを合わせたが二直に倒れた。

 3回の第2打席は投ゴロ、5回の第3打席は一ゴロ、8回の第4打席は空振り三振。同点で迎えた延長10回は一死一、二塁と一打サヨナラの好機だったが、ここも空振り三振に倒れた。延長12回も二死一、二塁の好機で6度目の打席が巡ってきたが、左翼後方へ放った大飛球を左翼・五十幡に好捕されサヨナラ打とはならず。新天地デビュー戦は6打数無安打に終わり、移籍後初安打は次戦以降にお預けとなった。

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