
日本ハムから海外FA権を行使してソフトバンク入団を決めた近藤健介外野手(29)が13日、千葉・鎌ケ谷の日本ハム球団施設を訪れ、決断までの胸中などを明かした。11月8日のFA宣言から結論を出すまで1か月以上要しただけに「悩みましたね。家族のこともありますし。何が一番いい形なのかと。家族に幸せになってもらわないと野球をやっていても意味がない」と振り返った。
残留を熱望していた新庄監督にも報告。「『短い間だったけれどありがとう』と。よく猫背になるバッティングのことを注意されていたので『そこだけは気を付けて』と言っていただきました」とライバル球団への移籍にもかかわらず、ビッグボスから“打撃指導”されていたことも明かした。
この日は午前7時半から室内練習場で軽めに練習し、関係者にあいさつ。14日に入団会見を予定する。すでに選手会長の後継に松本剛を指名するなど筋も通した。7年総額50億円以上の大型契約とみられ、移籍は重圧もかかるが「もう一度、自分を見つめ直して勝負していくのも大事。選んだ道が正解と思えるように」と覚悟は決めている。新天地での活躍が日本ハムへの恩返しになる。
(阿見 俊輔)