
◆パ・リーグ オリックス2―4楽天(29日・京セラD)
関西テレビの橋本和花子アナウンサーが、29日のオリックス―楽天戦(京セラD)の「J SPORTS」中継で、実況デビューを果たした。同社68年の歴史で、初の女性プロ野球実況。入社前からの夢をかなえ「アナウンサーになって5年目、自分なりに一番努力をしてきた。ちょっとまだ、実感が湧かないです」と感慨に浸った。
試合では西川と宗が、オリックスとしては初の初回先頭から2者連続アーチ。本番のために何度も練習を重ねてきたという、ホームラン実況も披露した。
「私、基本的には持っていない人間なんですけど…(笑)。史上初めてのことで、今後その部分(の映像)がいろんなところで回ると思うのですが、そこに自分の声が乗っていると思うと震えますね」と笑顔。そのうえで「準備が99パーセントを占める、と先輩方はおっしゃるんですけど、本当にその大切さを改めて認識した。何が起こるか分からないと学べました」とうなずいた。
熱心な取材で選手からも信頼を寄せられ、無事に大仕事を終えた橋本アナ。「自分が準備したものは100パーセントできたけど、きょうの自己評価としては及第点の60点」と採点。「言わないけど、心の中に留めて…(笑)」と地上波で実況する夢を胸に秘め、「この場限りの思い出づくりじゃなくて、ブラッシュアップしながら続けていきたい」とさらなる飛躍を誓った。(南部 俊太)