【オリックス】岸田護監督の積極継投が奏功「全員で行くというところ」鹿児島では02年以来の勝利

スポーツ報知

2025.5.25(日) 23:09

8回の攻撃を終え、投手交代を告げる岸田護監督(カメラ・渡辺 了文)

 ◆パ・リーグ ソフトバンク5―13オリックス(25日・鹿児島)

 オリックスが今季2戦2敗だった上沢を沈め、最多の13得点で大勝した。3点を追う4回に杉本の2点二塁打などで1点を勝ち越し。4安打はすべて2ストライクと追い込まれてからだった。杉本は自己最多の6打点。日本ハム時代からカード別で最多の22勝を献上していた上沢に、9個目の黒星をつけた。チームは過去10年、九州の地方球場(みずほペイペイドームを除く)で3勝8敗1分け。鹿児島では02年4月21日の西武戦以来の白星となった。

 岸田監督は5点リードの5回に先発・曽谷を代え、山岡を投入。「球数も95球で(マウンドに)アジャストできていなかったし、体力的にも使ったと思う。きょうはどうなるか分からない。全員で行くというところで、交代も視野に入れながらスタートした」と説明した。5回からは1イニングずつの継投で無失点。「難しい判断ではあった。マウンド的にもかなり投げにくかったと思うけど、リリーフは本当によく頑張ってくれた」とねぎらった。

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