戦評
7月7日、ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテと北海道日本ハムの第12回戦は、7対1で北海道日本ハムが勝利した。
北海道日本ハムの先発は田中瑛斗投手。2019年以来となる一軍のマウンドも、ブランクを感じさせない落ち着いた投球で、相手打線を打ち取っていく。2回裏には、山口航輝選手に7号ソロを浴びるも、失った得点はこの1点のみ。併殺などで要所を締めて6回を投げ切り、77球4安打4奪三振4四死球1失点の内容で救援陣に後を託す。
一方の打線は2回表、清宮幸太郎選手に10号ソロが生まれ、先制に成功する。同点で迎えた3回表には、四球で走者を置くと、近藤健介選手が適時二塁打を放ち、2対1と勝ち越しに成功。さらに松本剛選手の適時打で1点を追加した。
打線は中盤以降も得点を重ねる。5回表には、四球と安打で無死1、2塁の好機をつくると、杉谷拳士選手がバスターを成功させ、2塁走者が一気に生還。4対1と点差を広げると、2死2塁から野村佑希選手に適時打が生まれ、5対1に。7回表には松本剛選手の適時三塁打、郡拓也選手の適時打でさらに2点を追加した。
後を託された救援陣は、7回裏をロドリゲス投手、8回裏を福田俊投手が無失点に抑えると、最終9回裏は吉田輝星投手がマウンドへ。走者を出しながらも無失点に抑え、試合を締めた。
勝利した北海道日本ハムは、11安打7得点と打線が爆発。先発全員安打を達成し、松本剛選手が3安打2打点の活躍。清宮選手は10号ソロを放ち、自身初の2桁本塁打に到達した。投げては田中投手が好投。先発としての役割を十分に果たし、3年ぶりとなる1軍のマウンドで、プロ初勝利を手にした。
敗れた千葉ロッテは、山口選手の7号ソロによる1得点のみと打線が沈黙。先発の佐藤奨真投手が5.2回8安打3四球5失点と試合をつくれなかった。4番手で登板した八木彬投手は、1イニングを3者凡退に抑える好投を披露した。
バッテリー
![]() M
|
佐藤奨、小沼、佐々木、八木 - 佐藤都、松川 |
---|---|
![]() F
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田中、ロドリゲス、福田、吉田 - 石川亮 |
注目プレー
スコアプレー
スターティングメンバー
千葉ロッテ
投手 | 選手名 | 投打 | 防御率 | ||
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先発 |
![]() |
64佐藤 奨真 | 左左 | 3.09 |
控え選手
千葉ロッテ
北海道日本ハム
審判
審判 | 敷田 直人 | 塁審(一) | 西本 欣司 |
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塁審(二) | 青木 昴 | 塁審(三) | 深谷 篤 |
観客数 / 試合時間
観客数 | 12,234人 |
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試合時間 | 2時間50分 |
暫定的な途中結果データであり、最終的に更新される場合もございます。