戦評
6月28日、ほっともっとフィールド神戸で行われたオリックスと東北楽天の第10回戦は、4対2で東北楽天が勝利した。
東北楽天は2回表、銀次選手・和田恋選手の連打などで2死1、3塁のチャンスをつくると、太田光選手の適時打で1点を先制。3回表にも1死1、3塁の場面で島内宏明選手が犠飛を放ち、2対0とリードを広げる。
一方、オリックスに対して通算22勝11敗、防御率2.96と抜群の相性を誇る先発の則本昂大投手は、序盤から圧倒的な投球を披露。2回裏から3回裏にかけて6者連続奪三振を記録するなど、4回裏までをパーフェクトで封じる。5回裏には2死1、2塁から、続く打者にも安打を許したが、岡島豪郎選手の好返球で無失点に。6回裏にも2死1、2塁の場面で後続を打ち取り、2度のピンチを見事切り抜ける。
則本投手は8回裏に無死2、3塁としたところで降板。ここは鈴木翔天投手、西口直人投手が好リリーフを見せ、内野ゴロによる最少失点でくぐり抜けると、9回表には鈴木大地選手が2号ソロ、浅村栄斗選手が13号ソロと2者連続本塁打を放ち、2点を追加。9回裏に守護神・松井裕樹投手が1点失うも、リードは保って4対2で試合は終了した。
勝利した東北楽天は、先発の則本投手が7.1回10奪三振無四球1失点で6勝目。今季初の2桁奪三振を記録した。打線では鈴木選手、浅村選手が本塁打を含むマルチ安打、和田恋選手も今季初安打を含むマルチ安打、守備でも7回裏に好返球を披露した。
一方敗れたオリックスは、安達了一選手が1号ソロを含む猛打賞、若月選手もマルチ安打を記録するなど、相手を上回る11安打を放つも、好機を生かしきれなかった。
バッテリー
![]() B
|
宮城、K-鈴木、ビドル、黒木 - 若月 |
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![]() E
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則本、鈴木翔、西口、松井裕 - 太田 |
注目プレー
スコアプレー
スターティングメンバー
オリックス
投手 | 選手名 | 投打 | 防御率 | ||
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先発 |
![]() |
13宮城 大弥 | 左左 | 3.68 |
控え選手
オリックス
東北楽天
審判
審判 | 嶋田 哲也 | 塁審(一) | 山本 貴則 |
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塁審(二) | 白井 一行 | 塁審(三) | 橘髙 淳 |
観客数 / 試合時間
観客数 | 16,961人 |
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試合時間 | 3時間6分 |
暫定的な途中結果データであり、最終的に更新される場合もございます。