9月27日、ベルーナドームで行われた埼玉西武と福岡ソフトバンクの第24回戦は、4対1で福岡ソフトバンクが勝利した。
福岡ソフトバンクの先発・有原航平投手は1回裏、無死1、3塁から渡部聖弥選手の適時打で先制を許す。しかし打線は直後の2回表、柳町達選手、海野隆司選手の安打で2死1、2塁の好機をつくり、野村勇選手の適時打ですぐさま同点に追いついた。
さらに5回表、野村選手、柳田悠岐選手の連打で1死1、2塁から、栗原陵矢選手の2点適時二塁打で勝ち越しに成功。なおも1死1、3塁の場面で柳町選手にも適時打が生まれ、この回3点を挙げた。
援護を受けた有原投手は、3回以降6回まで、毎回走者を許しながらも要所を締めた投球を披露する。7回裏は3者凡退に仕留め、7回93球5安打3四球7奪三振1失点でマウンドを降りた。8回裏からは藤井皓哉投手、杉山一樹投手がそれぞれ1イニングを無失点でつなぎ、4対1で試合終了。
勝利した福岡ソフトバンクは、有原投手が13勝目をマーク。打線では、柳町選手、野村選手が2安打1打点の活躍を見せるなど、計11安打4得点で21回目のリーグ優勝を決めた。一方の埼玉西武は、先発の高橋光成投手が5回95球9安打1四球3奪三振4失点。打線は計5安打1打点に抑え込まれた。なお、滝澤夏央選手が2安打を放っている。
123456789 計
ソ 010030000 4
西 100000000 1
ソ ○有原航平-藤井皓哉-S杉山一樹
西 ●高橋光成-山田陽翔-ラミレス-豆田泰志
文・薗田陽和
有原航平が7回5安打1失点で13勝目! 福岡ソフトバンクがリーグ優勝
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2025.9.27(土) 21:04
