8月3日、ファイターズ鎌ケ谷スタジアムで行われたイースタン・リーグ公式戦、北海道日本ハム対埼玉西武12回戦は、4対3で北海道日本ハムが接戦を制した。
北海道日本ハムの先発・根本悠楓投手は初回、3四球で1死満塁のピンチを招き、内野ゴロの間に先制を許す。打線はその裏、1死から上川畑大悟選手と淺間大基選手の連打で1、2塁とし、若林晃弘選手の2点適時二塁打で逆転。しかし、根本投手は2回表に、蛭間拓哉選手の適時打を浴びたところで降板。後を受けた松本遼大投手は落ち着いて後続を断つ。
2対2で迎えた2回裏、先頭・柴田獅子選手が三塁打で出塁し、2死から藤田大清選手の適時打で勝ち越しに成功する。続く上川畑選手は四球を選ぶと、淺間選手の適時打で1点を追加。
4回表は、4番手・宮内春輝投手が味方の失策で1点を失うも、2イニング目の5回表を3者凡退に抑える。以降は福田俊投手、松岡洸希投手がそれぞれ1回無失点でつなぐと、8回からは福谷浩司投手が2回を1安打無失点に抑え、4対3で試合終了。
勝利した北海道日本ハムは、先発・根本投手が1.1回45球1安打4四球2失点(自責点1)と苦しい内容も、リリーフ陣が粘り切った。打線は、上川畑選手と淺間選手がそれぞれ2安打を記録するなど、計8安打4得点で接戦を制している。
一方の敗れた埼玉西武は、先発・松本航投手が立ち上がりに崩れ、5回88球8安打1四球5奪三振4失点。打線では蛭間選手と平沼翔太選手が2安打を記録するなど、計5安打3得点もわずかに及ばなかった。
123456789 計
西 110100000 3
日 22000000X 4
西 ●松本航-糸川亮太-浜屋将太-黒田将矢
日 根本悠楓-○松本遼大-松浦慶斗-宮内春輝-福田俊-松岡洸希-S福谷浩司
文・丹羽里歩子
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【ファーム】淺間大基は2安打1打点の活躍 北海道日本ハムが接戦を制す
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2025.8.3(日) 16:05
