
オリックスのアンダーソン・エスピノーザ投手が8日、「バナナパワー」で9日のロッテ戦(ZOZOマリン)に臨むことを予告した。チームは5連敗中、自身も7月1日の西武戦(那覇)を最後に4試合連続白星なしで迎えるマウンド。「今はちょっと悪いチーム状況というところだけど、それも野球の一部というか、いつかまたいい時期が来る。自分はチームを信じているし、しっかりゼロで抑えて、自分の責任を果たす投球ができれば」と強調した。
午後6時開始のナイターながらも、30度近い気温が予想されるなかでの登板。大阪・舞洲で投手練習に参加したこの日、「やっぱり暑いので、一番は水分補給をしっかりすること」と自らに言い聞かせた。最も避けなければならないのは、マウンド上で体がつること。「ゲーム前もイニング間も、試合後もバナナを食べる」と助っ人流の対策で、高パフォーマンスにつなげる構えだ。
ロッテ戦は今季、3試合で0勝1敗、防御率2・45。「相手が日本ハムであったり、ソフトバンクであったとしても変わりなく、全ての打者に同じように攻めていく」と、自然体でチームに仕切り直しの1勝をもたらす。(南部 俊太)
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