7月30日、エスコンフィールドで行われた北海道日本ハムと福岡ソフトバンクの第15回戦は、5対4で北海道日本ハムが勝利。再びパ・リーグ首位に浮上した。
北海道日本ハムは2回裏、郡司裕也選手と石井一成選手の連打などで1死2、3塁から敵失の間に先制。なおも、1死1、3塁から水野達稀選手がセーフティスクイズを決め、2点目を挙げる。2対2で迎えた5回裏には2死2塁から水谷瞬選手の適時打で勝ち越しに成功した。
先発の北山亘基投は、初回から2イニング連続で3者凡退と順調な立ち上がり。ところが3回表に2死3塁から、周東佑京選手の適時打で1点を失うと、その後2死2塁から内野安打に味方の失策が絡み同点に追いつかれてしまう。
北山投手は6回と7回を3者凡退とするも、8回表に無死1塁から周東選手の適時二塁打で同点とされると、1死を奪ったところで降板。代わった上原健太投手が2死3塁から近藤健介選手の適時打で勝ち越しを許した。
反撃したい打線は8回裏、2死から郡司選手の安打と石井一成選手の四球で1、2塁のチャンスをつくり、清宮幸太郎選手が右中間へ2点適時三塁打を放ち、逆転に成功。1点リードの9回表を柳川大晟投手が3者凡退で締めた。
勝利した北海道日本ハムは、2番手・上原投手が約2年ぶりとなる白星をマーク。打線は、打線は水谷選手が2安打1打点、郡司選手、石井選手がそれぞれ2安打を記録している。一方、敗れた福岡ソフトバンクは先発・大津亮介投手が6回73球7安打1死球3奪三振3失点(自責点1)でQSを達成。打線は、周東選手が2安打2打点を記録し、終盤に一時勝ち越すなど粘りを見せた。
123456789 計
ソ 002000020 4
日 02001002X 5
ソ 大津亮介-ヘルナンデス-●藤井皓哉-津森宥紀
日 北山亘基-○上原健太-S柳川大晟
文・横山蒼
清宮幸太郎の逆転適時三塁打で北海道日本ハムが首位浮上
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2025.7.30(水) 21:23
