【ファーム】井上朋也のタイムリーでサヨナラ 鷹がカード勝ち越し決める

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2025.7.16(水) 21:08

福岡ソフトバンクホークス・井上朋也選手 ©パーソル パ・リーグTV
福岡ソフトバンクホークス・井上朋也選手 ©パーソル パ・リーグTV

 7月16日、タマスタ筑後で行われたウエスタン・リーグ公式戦、福岡ソフトバンク対オリックス21回戦は、2対1で福岡ソフトバンクが勝利した。

 福岡ソフトバンクの先発は前田純投手。初回は得点圏に走者を背負いながらもクリーンナップを2者連続三振に抑え、ピンチをしのぐ。その後は、回転数の多いストレートを軸に、打たせて取る投球で4回まで2安打に抑えた。

 打線は4回裏、先頭打者の笹川吉康選手が相手先発・齋藤響介投手から四球で出塁すると、続く秋広優人選手が適時二塁打を放ち、先制に成功する。しかし5回表、前田純投手が2死1塁から横山聖哉選手にライトへの安打を許すと、外野手が打球処理にもたつきこれが適時三塁打に。不運な形で同点に追い付かれた。

 前田純投手は6回98球5安打無四死球4奪三振1失点で降板。7回からは木村光投手、宮崎颯投手、アルメンタ投手が無失点リレーを展開した。すると9回裏、相手5番手・入山海斗投手が3四球と乱れ2死満塁とすると、井上朋也選手がサヨナラ適時打を放ち、2対1で試合終了。チームは3連勝を飾った。

 敗れたオリックスは、先発の齋藤投手が5回103球2安打4四球6奪三振1失点。今季初めて100球を投げ、毎回三振を奪うなど成長を見せたが、コントロールには課題を残した。打線は散発の5安打に抑え込まれ、9回に登板した入山投手が誤算だった。

  123456789  計
オ 000010000  1
ソ 000100001X 2

オ 齋藤響介-博志-阿部翔太-横山楓-●入山海斗
ソ 前田純-木村光-宮崎颯-○アルメンタ

文・中川晴一

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