7月13日、タマホームスタジアム筑後で行われたウエスタン・リーグ公式戦、福岡ソフトバンク対広島16回戦は、8対1で福岡ソフトバンクが勝利。
福岡ソフトバンク打線は2回裏、笹川吉康選手と西尾歩真選手の連打と相手の悪送球などで1死1、3塁とし、桑原秀侍選手の遊ゴロの間に1点を先制。
先発・板東湧梧投手は初回を3人で退けると、2回表は得点圏に走者を置きながらも、後続を空振り三振に仕留め、無失点で切り抜ける。3回からは2イニング連続3者凡退に抑え、4回2安打無四死球3奪三振無失点でマウンドを降りた。
続く5回表、2番手・村田賢一投手が、2死3塁から内田湘大選手に同点打を浴びたが、打線は直後の5回裏、1死3塁から藤野恵音選手の打球が野選を誘い、勝ち越しに成功。なおも2死1、2塁から井上朋也選手に適時打が生まれると、続く笹川選手の二塁打に相手失策が絡み、この回一挙5点を奪った。
5点リードの6回表をロドリゲス投手、7回表を上茶谷大河投手が無失点につなぎ、7回裏には、井上選手の適時二塁打で1点を追加する。さらに、8回表を尾形崇斗投手が0に封じると、その裏には藤田悠太郎選手の適時打で1得点。9回表を宮崎颯投手が3者凡退に抑え、試合は8対1で終了した。勝利した福岡ソフトバンクは、笹川選手が3安打2打点、井上選手が2安打2打点を記録するなど、打線が計13安打8得点をマーク。カード勝ち越しを決めている。
123456789 計
広 000010000 1
ソ 01005011X 8
広 ●日高暖己-長谷部銀次-益田武尚-塹江敦哉-小林樹斗
ソ 板東湧梧-○村田賢一-ロドリゲス-上茶谷大河-尾形崇斗-宮崎颯
文・根本葵
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【ファーム】笹川吉康が3安打2打点! 鷹がカード勝ち越し
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2025.7.13(日) 16:09
