9月25日、ベルーナドームで行われた埼玉西武と北海道日本ハムの第24回戦は、5対4で埼玉西武が勝利した。
埼玉西武の先発は今井達也投手。初回は3者凡退に打ち取るも、2回表に清宮幸太郎選手の11号2ランで先制を許す。3回表には2死2塁からレイエス選手に適時打を浴びると、5回表には水野達稀選手に6号ソロを被弾し、5回81球4安打2四死球4奪三振4失点で降板した。
打線は6回まで、山村崇嘉選手の3安打含む、計4安打と苦しい展開に。それでも7回裏、セデーニョ選手の安打と敵失などで2死1、2塁から、滝澤夏央選手が2点適時二塁打を放つと、渡部聖弥選手の四球で2死1、3塁となおも好機を演出。ネビン選手の18号3ランで逆転に成功した。
8回表は4番手・E.ラミレス投手が3者凡退に打ち取ると、1点リードの最終9回表は平良海馬投手がマウンドへ。先頭に安打を浴びたものの、後続を遊併殺に打ち取る。その後四球を与え、再び走者を背負ったが最後は代打・野村佑希選手を遊ゴロに仕留め、試合終了。
勝利した埼玉西武は、3番手・山田陽翔投手が3勝目。打線は、山村選手が3安打、滝澤選手が2安打2打点をマークしている。一方敗れた北海道日本ハムは、先発・北山亘基投手が6.2回120球6安打3四球8奪三振4失点(自責点0)の内容。打線は6回以降、相手リリーフ陣を前にわずか1安打と打ち崩すことが出来なかった。
123456789 計
日 021010000 4
西 00000050X 5
日 北山亘基-●上原健太-田中正義
西 今井達也-浜屋将太-○山田陽翔-ラミレス-S平良海馬
文・横山蒼
ネビンが終盤に逆転の18号3ラン リリーフ陣も好投で埼玉西武勝利
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2025.9.25(木) 21:14
