東北楽天がカード初戦を制す 古謝樹は約1カ月ぶりの白星

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2025.9.12(金) 21:18

東北楽天ゴールデンイーグルス・古謝樹投手©パーソル パ・リーグTV
東北楽天ゴールデンイーグルス・古謝樹投手©パーソル パ・リーグTV

 9月12日、楽天モバイルパーク宮城で行われた東北楽天と千葉ロッテの第20回戦は、6対3で東北楽天が勝利。

 東北楽天は初回、2死からチャンスをつくり、鈴木大地選手の適時内野安打、浅村栄斗選手の約3カ月ぶりとなる6号3ランで一挙4点を先制する。2回裏には、無死1、3塁から中島大輔選手の内野ゴロの間に1点を加えた。

 先発は古謝樹投手。4回表に高部瑛斗選手に1号ソロを被弾するも、最速148km/hのストレートを軸に千葉ロッテ打線を6回まで2安打に封じ込めた。5回には2つの三振を奪うなど、7回までに6つの三振を奪う好投。しかし、7回表2死から安打と連続四球で満塁のピンチをつくると、佐藤都志也選手に2点適時二塁打を許し、ここで降板となった。

 なおも2死2、3塁からは則本昂大投手が登板。岡大海選手のバットをへし折る内野ゴロに打ち取り、わずか1球で火消しに成功した。8回裏には、1死から浅村選手が安打で出塁すると、武藤敦貴選手の試合を決定づける適時打が飛び出す。8回からは西口直人投手、藤平尚真投手が無失点リレーを展開し、6対3で東北楽天が勝利。

 古謝投手は6.2回85球4安打2四球6奪三振3失点で、8月13日のオリックス戦以来約1カ月ぶりの勝利。10日に一軍復帰したばかりの浅村選手は6号3ランを含む2安打の活躍を見せた。9セーブ目を挙げた藤平投手は21試合連続無失点となっている。

 敗れた千葉ロッテは、先発・ボス投手が5回5失点と振るわなかった。打っては、高部選手に今季1号となるソロ本塁打が飛び出し、佐藤都志也選手は1安打2打点の活躍だった。

  123456789 計
ロ 000100200 3
楽 41000001X 6

ロ ●ボス-澤村拓一-廣畑敦也
楽 ○古謝樹-則本昂大-西口直人-S藤平尚真

文・中川晴一

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