黒川史陽がサヨナラ打! 東北楽天が延長戦を制し連敗ストップ

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2025.8.5(火) 22:26

東北楽天ゴールデンイーグルス・黒川史陽選手©パーソル パ・リーグTV
東北楽天ゴールデンイーグルス・黒川史陽選手©パーソル パ・リーグTV

 8月5日、楽天モバイルパーク宮城で行われた東北楽天とオリックスの第14回戦は、1対0で東北楽天が勝利した。

 東北楽天の先発・古謝樹投手は初回、2安打と四球で2死満塁のピンチを招いたが、後続を打ち取り無失点で切り抜ける。以降は6回まで3者凡退の場面を4度つくるなど好投を披露。しかし7回表に2安打を許したところで降板。代わった藤平尚真投手は、内野安打で満塁とするも、続く廣岡大志選手を三振、宗佑磨選手をゴロに仕留めた。

 一方の打線は、初回、2回裏と安打で走者を出しながらも無得点。さらに6回裏、7回裏はそれぞれ得点圏に走者を置いたが、オリックス投手陣の前に決定打が出ず、苦しい展開が続く。8回表からは、西口直人投手、則本昂大投手がそれぞれ1イニングを無失点に抑え、0対0のまま試合は延長戦へ。

 10回表は西垣雅矢投手、11回表は宮森智志投手が0でつなぐと、11回裏、浅村栄斗選手が四球で出塁し、2死から捕逸の間に代走の武藤敦貴選手が2塁へ。ここで黒川史陽選手が1、2塁間を抜ける適時打を放ち、1対0で試合終了。

 勝利した東北楽天は、先発の古謝投手は6.1回107球6安打1四球4奪三振無失点。6番手・宮森投手が3年ぶりに勝利投手となった。打線では、フランコ選手、辰己涼介選手が2安打の活躍を見せ、連敗は「3」でストップした。

 一方のオリックスは、先発の田嶋大樹が6.1回96球6安打2四球4奪三振無失点の内容。打線は宗佑磨選手、中川圭太選手、麦谷祐介選手が2安打をマークするなど、相手打線を上回る計11安打も、好機を生かせなかった。

  1234567891011  計
オ 00000000000  0
楽 00000000001X 1

オ 田嶋大樹-岩嵜翔-ペルドモ-マチャド-才木海翔-●山崎颯一郎
楽 古謝樹-藤平尚真-西口直人-則本昂大-西垣雅矢-○宮森智志

文・薗田陽和

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