福岡ソフトバンクは延長引き分け 大関友久が9回無失点の好投

パ・リーグ インサイト

2025.6.12(木) 21:42

福岡ソフトバンクホークス・大関友久投手 ©パーソル パ・リーグTV
福岡ソフトバンクホークス・大関友久投手 ©パーソル パ・リーグTV

 6月12日、みずほPayPayドームで行われた福岡ソフトバンクと巨人の「日本生命セ・パ交流戦 2025」3回戦は、0対0で延長12回を戦い引き分けた。

 先発・大関友久投手は初回を3者凡退とすると、3回表をわずか7球で抑える。巨人打線に付け入る隙を与えず、5回を終えて奪三振6のパーフェクトピッチングを披露。

 6回表、先頭の増田陸選手に初安打を許したが後続を断つと、7回表と8回表のピンチも耐えた。9回表も3者凡退で抑え、この日の大関投手は9回111球の力投。散発3安打、2四球、8奪三振、無失点とすばらしい投球だった。

 この力投に応えたい打線だったが、巨人・山崎伊織投手の前に7回まで3安打と封じ込まれる。8回裏、先頭・栗原陵矢選手の安打をきっかけに1死2塁のチャンスを作るも、代打・周東佑京選手と野村勇選手が凡退。9回裏も2死から近藤健介選手が大勢投手から安打を放つも得点ならず。

 0対0で延長戦に突入。杉山一樹投手、藤井皓哉投手が完ぺきに抑えると、延長12回はオスナ投手が安打を許しながらも得点させず。その裏、先頭の近藤健介選手がマルティネス投手から四球をもぎとると、中村晃選手の犠打、代打・秋広優人選手も四球を選んで2死1、2塁のチャンス。嶺井博希選手は粘るも、最後は空振り三振に倒れ、福岡ソフトバンクは巨人との3連戦を1勝1敗1分で終えた。

  123456789101112 計
巨 000000000000 0
ソ 000000000000 0

巨 山崎伊織-大勢-中川皓太-田中瑛斗-バルドナード-マルティネス
ソ 大関友久-杉山一樹-藤井皓哉-オスナ

文・菊地綾子

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