◇福岡ソフトバンク対オリックス 第14回戦(27日・みずほPayPayドーム)
オリックスの東松快征投手がプロ初先発のマウンドに上がった。
まずは初回、先頭の周東佑京選手を遊ゴロに打ち取ると、後続も落ち着いて打ち取り3者凡退に抑える。2回裏は、連打で無死1、3塁のピンチを背負うと、柳町達選手の適時打で先制許し、その後四球で1死満塁のピンチを招いたが、粘りの投球で追加点は与えない。続く3回裏は、四球で走者を出しながらも2三振を奪うなど、無失点投球。しかし4回裏、連打と犠打で1死2、3塁のピンチを招いたところで降板した。
後を継いだ才木海翔投手だが、自身の暴投や味方の失策などでこの回走者2人が生還。東松投手のプロ初先発は、結果として3.1回63球5安打2四球2奪三振3失点(自責点2)の内容だった。この経験を糧に、さらなる飛躍を期待したい。
◇東松投手 コメント
「緊張感もあったんですが、割り切って楽しんで投げていこうと思ってマウンドに上がっていました。試合の入りはいい感覚で投げることができたと思いますが、一軍のバッターは少しでも甘く入ってしまうと一発で仕留められてしまいますし、打たれてしまっていたのは、しっかりと投げ切れていないボールだったと思います。こういった結果になってしまった事というのはやっぱり悔しいですし、しっかりとゲームを作ることができる投手になりたいです」
文・谷島弘紀
高卒2年目・東松快征、プロ初先発は3.1回3失点(自責点2)
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2025.7.27(日) 16:02
