7月15日、みずほPayPayドームで行われた福岡ソフトバンクと千葉ロッテの第12回戦は、10対2で福岡ソフトバンクが勝利した。

　福岡ソフトバンクの先発・有原航平投手は、2回表に2連打で1死2、3塁から、上田希由翔選手に2点適時二塁打を浴び、先制点を許す。打線は直後の2回裏、1死2塁から、川瀬晃選手の安打に敵失が絡み、1点を返す。さらに3回裏、山本恵大選手に1号3ランが飛び出し、逆転に成功した。

　4回裏には周東佑京選手の適時打、5回裏には暴投の間にそれぞれ1点を追加。援護を受けた有原投手は、4回以降は立ち直り、7回107球6安打3四球5奪三振2失点でマウンドを降りた。

　7回裏には、ダウンズ選手に1号2ラン、海野隆司選手、周東選手に適時打が生まれ、スコアは10対2に。8回からは、川口冬弥投手、ヘルナンデス投手がそれぞれ1イニングを無失点でつなぎ、試合終了。有原投手は自身5連勝、6試合連続HQSをマークした。打線では、周東選手、ダウンズ選手が3安打2打点の活躍を見せている。

　一方千葉ロッテは、先発のボス投手が4回87球7安打1四球4奪三振5失点（自責点4）と乱調。打線は2回表に連打で先制点を挙げるも、3回以降は散発4安打に抑え込まれた。

　 １２３４５６７８９ 計
ロ ０２０００００００ ２
ソ ０１３１１０４０Ｘ 10

ロ ●ボス-一條力真-早坂響-澤田圭佑
ソ ○有原航平-川口冬弥-ヘルナンデス

文・薗田陽和

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