
◆パ・リーグ 西武3―0オリックス(26日・ベルーナドーム)
西武・隅田知一郎投手が開幕から無傷の4勝目を挙げた。得意の緩急を生かした投球で7回まで7安打を許しながらも、11奪三振で無失点。連続無失点イニングを26に伸ばし、お立ち台で「勝ててうれしいです」と表情を緩めた。
3月からチャットGPTを活用。自分の名前を入力すると同時に過去の成績も把握され、目標の三振数もデータ化してくれるという。「半分おもしろがって、半分ちゃんと聞いています」と笑うが、この日もしっかり質問。「どうすれば連敗を止められるか」と尋ねたところ、「攻めていって1球で空気を変えろ」との回答が。その言葉を体現したのが、初回無死一、二塁のピンチで太田から奪った見逃し三振だった。「ピンチの場面でも(打者の)足がひけるような真っ直ぐをインコースに投げられた。1個目のアウトの取り方がよかった」と笑顔で振り返った。
勝利数、防御率はリーグトップ。「5月も気を引き締めていきたい」とまだまだ連勝を伸ばしていくつもりだ。
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