
オリックス・野口智哉内野手(25)が結婚していたことが19日、分かった。お相手は兵庫県出身で同学年の一般女性。友人関係から交際に発展し、昨年オフに婚姻届を提出した。すでに大阪市内で同居。3日に一般女性との結婚を発表した紅林弘太郎内野手(23)と同じ遊撃手のプロ4年目が飛躍を誓った。
野口が幸せオーラをまとった。「ノリや波長が合うし、居心地がいいのが一番ですね」。お相手は同学年の一般女性で、プロポーズは「結婚してください」とシンプル。「オンとオフをしっかりと分けられて、どこか厚みを感じさせるような人間になりたいです」と責任感をにじませた。
すでに同居。愛妻による手料理は栄養満点で、バリエーションも豊富だ。特にハンバーグが好物。「何をするのも一緒なので」と休日は2匹の愛犬を連れてカフェへ出かけ、ゆったりとした時間を過ごすのが一番の楽しみだ。
小学6年時に「オリックスジュニア」でプレーし、選手としての基盤をつくった。関大4年秋には、最優秀選手とベストナインを受賞。21年のドラフト2位でオリックスに入団し「プロ野球界の先頭を走っているあこがれの存在なので」と巨人・坂本を目標とした。
1年目は54試合、2年目は76試合と出場機会をつかんだ。本職の遊撃に加え、外野守備ではチーム随一の強肩。日本シリーズも経験し、23年は侍ジャパンにも選出された。昨年は自己最少の12試合にとどまったものの、走攻守でレベルアップに励んでいる最中だ。
正遊撃手で2学年下の紅林も3日に結婚を発表。野口は「年下なので意識はします。彼に勝たないと試合に出られないのは分かっているので、チャンスをモノにできる準備をしたい」とレギュラー取りに挑む。18日からのウエスタン・中日3連戦(ナゴヤ球場)に同行中で、岸田監督も期待する若手の一人。最高の伴侶を得て、殻を突き破る時がきた。
◆野口 智哉(のぐち・ともや)1999年9月20日、奈良・橿原市生まれ。25歳。真菅小6年時にオリックスジュニア所属。鳴門渦潮高で3年夏に甲子園出場。関大で1年春からリーグ戦出場。4年秋に最優秀選手とベストナインを獲得し、史上31人目の通算100安打達成。21年ドラフト2位でオリックス入団。181センチ、95キロ。右投左打。年俸2000万円。
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