
◆オープン戦 ソフトバンク2―2日本ハム(14日・みずほペイペイドーム)
体調不良のため、1度登板を飛ばしていた日本ハムの加藤貴之投手が先発。1日の台湾シリーズ・統一戦(台北D)以来の実戦マウンドで、4回を投げ4安打2失点(自責1)とまずまずの投球を見せた。
中12日での実戦マウンドとなった加藤貴は「久しぶりに投げさせてもらって、ある程度はコントロールできたと思いますけど、反省ばかり。もっともっと投げ込んでいきたい」と振り返った。
1日の統一戦で3回2安打無失点に抑えた後、体調不良のため一時離脱。登板予定だった8日の中日戦(エスコン)をキャンセルした。復帰登板で、今季最長の4回を投げ「最後の1イニングは自分でお願いしますと。そしたら1点取られたんで」と苦笑したが、志願の1イニングで開幕ローテへの意欲を示した。
新庄監督は「ちょっとやせて心配だったんですけど、60球ぐらいブルペンで投げられてたし、きょうも何球?(57球)まあ、いいんじゃないですか」と一安心といった様子。いったん開幕ローテは白紙となっているが、加藤貴は「きょうの状態では絶対ダメだと思うんで、次に向けて頑張ります」と話していた。